【美味しさの秘密 その5】

最高の物を作って 「美味しい!」と喜んでいただける笑顔を思い浮かべて。

◆ 素材選びも真剣です。

富山県産豚肉

豚肉は富山県産の「最も良質な豚肉」を厳選しています。
豚といえば三元交配が一般的ですが、純粋単一品種を指定して入荷しています。
事前に信頼できる業者と目合わせをしておき、赤身と脂のバランスや肉の締まり具合を細かく指定しています。
こうしておくことで決まった日に安定した豚肉を入荷できるのです。

ドイツ岩塩

しょっぱい中にマイルドさのあるドイツ岩塩は、素材の旨味を上手に引き出してくれます。
これは「メツゲライ·イケダ」のオープン直前までお世話になっていた、
修業先のドイツの精肉店で使っていたものと同じ材料です。
ハムやソーセージの漬け込み液も、ローストビーフを作るときも、すべてこのドイツ岩塩を使います。

スパイス&ハーブ

スパイスやハーブも、ドイツから輸入したものを使います。
スパイスは日本の製品に比べて格段に香りの引き立ち具合がよく、ドライハーブも香りの高さがまるで違います。
このドイツのスパイスとハーブが、ハムやソーセージの味の決め手になっていると言っても過言ではありません。

スモークチップ

日本では桜チップを使ってスモークする場合が多いようですが「メツゲライ·イケダ」では、ブナの木チップを使っています。ドイツでもスモークにはブナがよく使われており、ヨーロッパ調の味と香りや風味を表現できる理由はここにあります。
スモークの時間やチップの量は、商品によってそれぞれ違います。
季節による温度や湿度の変化を見極めながら、ベストなスモークで美味しさを作り上げています。

発色剤(亜硝酸)

添加物を毛嫌いする方もおられますが「メツゲライ·イケダ」の商品は、発色剤(亜硫酸Na)を使用しています。
発色剤は、熟成期間中に微生物の働きを良い方向に導くため、ハムやベーコン独特の香りを形成します。
また、食中毒菌を封じ込める作用もあることから、
必要最小限の分量は、味や香り、安全面を考えても必ず使うべきものです。
これはヨーロッパの考え方にも通じます。

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